エリート俺様同期の甘すぎる暴き方~オレ、欲しいものは絶対手に入れる主義だから~
一時間後、終業時刻が過ぎて三十分ほど経った。脇坂は離席していたがまだ社内にいるようなので、探して持っていく。
「週末の接待、松風さんにも参加してもらおうか、彼女よく気がつくし」
声の主は西野だった。しかし周囲はそれに対して反対のようだ。
「いや、気がつくって言っても、あんなに辛気臭い子だと、逆に相手に気を使わせないか?」
「そうよ。接待の場を湿っぽくしてどうするの? あはは。わたしが適当にひっぱってくるから気にしないで」
「でも、彼女仕事の内容はよく把握してるし――」
西野の反論に、周囲は笑った。
「いくら仕事ができても、あんな女じゃダメだろ。接待の意味なくなる。西野もあんまりやさしくしてると、変に好意を抱かれたらどうするんだ。困るだろ?」
「週末の接待、松風さんにも参加してもらおうか、彼女よく気がつくし」
声の主は西野だった。しかし周囲はそれに対して反対のようだ。
「いや、気がつくって言っても、あんなに辛気臭い子だと、逆に相手に気を使わせないか?」
「そうよ。接待の場を湿っぽくしてどうするの? あはは。わたしが適当にひっぱってくるから気にしないで」
「でも、彼女仕事の内容はよく把握してるし――」
西野の反論に、周囲は笑った。
「いくら仕事ができても、あんな女じゃダメだろ。接待の意味なくなる。西野もあんまりやさしくしてると、変に好意を抱かれたらどうするんだ。困るだろ?」