しあわせ食堂の異世界ご飯5
「肉団子のミンチはリントさんとリズちゃんがやってくれたので、いつもより美味しく感じるんじゃないですか?」
頑張って作った料理というのは、その手間もあって美味しく食べられる。リズはその言葉に頷いて、肉団子を口いっぱいに頬張った。
「とっても美味しいです! わたしは少ししかミンチにできませんでしたけど、リントお兄さまがすごい手さばきで作ってくれましたし、アリアお姉さまのスープも絶品です!」
リズの言葉に、シャルルとエマも同意した。
「肉団子がたっぷりなので、食べごたえがありますね!」
「私はきのこがたくさん入ってるのも嬉しいねぇ。このはずむような弾力がたまらなくいいね」
ふたりとも好みのポイントは違えど、満足そうに食べている。
そしてエマは、テーブルの中央にある林檎を見て首を傾げた。
「にしても、そのボロボロの林檎はなんだい?」
「あー……それは、カミルとリズちゃんが飾り切りに挑戦した林檎です」
「「かざりぎり?」」
シャルルとエマの声が重なる。
先ほどの経緯を説明すると、エマは「なるほどね~」と笑いながらカミルの切った林檎を手に取った。
頑張って作った料理というのは、その手間もあって美味しく食べられる。リズはその言葉に頷いて、肉団子を口いっぱいに頬張った。
「とっても美味しいです! わたしは少ししかミンチにできませんでしたけど、リントお兄さまがすごい手さばきで作ってくれましたし、アリアお姉さまのスープも絶品です!」
リズの言葉に、シャルルとエマも同意した。
「肉団子がたっぷりなので、食べごたえがありますね!」
「私はきのこがたくさん入ってるのも嬉しいねぇ。このはずむような弾力がたまらなくいいね」
ふたりとも好みのポイントは違えど、満足そうに食べている。
そしてエマは、テーブルの中央にある林檎を見て首を傾げた。
「にしても、そのボロボロの林檎はなんだい?」
「あー……それは、カミルとリズちゃんが飾り切りに挑戦した林檎です」
「「かざりぎり?」」
シャルルとエマの声が重なる。
先ほどの経緯を説明すると、エマは「なるほどね~」と笑いながらカミルの切った林檎を手に取った。