しあわせ食堂の異世界ご飯5
二 ジューシー若鶏の唐揚げ
二 ジューシー若鶏の唐揚げ
カレーのいい匂いに誘われて、今日もしあわせ食堂の前には順番待ちの列ができている。しかし残念ながら、そろそろカレーが品切れになってしまいそうだ。
カランとドアベルを鳴らしてシャルルが店の外へ出ると、並んでいる人たちが一斉にひゅっと息を呑む。彼女が出てきたということは、営業時間が終了するということだからだ。
その気持ちを知っているからか、シャルルは申し訳なさそうにしつつも声をあげる。
「ごめんなさい、あと五人でカレーは品切れです」
「よしっ、ギリギリセーフ……っ!!」
カレーのいい匂いに誘われて、今日もしあわせ食堂の前には順番待ちの列ができている。しかし残念ながら、そろそろカレーが品切れになってしまいそうだ。
カランとドアベルを鳴らしてシャルルが店の外へ出ると、並んでいる人たちが一斉にひゅっと息を呑む。彼女が出てきたということは、営業時間が終了するということだからだ。
その気持ちを知っているからか、シャルルは申し訳なさそうにしつつも声をあげる。
「ごめんなさい、あと五人でカレーは品切れです」
「よしっ、ギリギリセーフ……っ!!」