しあわせ食堂の異世界ご飯5
「……クウちゃんを飼ったら駄目って言われて、ララ……ママに嫌いって言っちゃったの。うぅぅ、どうしようカミルお兄ちゃん……」
ララがぽろぽろと泣き出してしまい、それにつられてナタリーも声をあげて泣き始めてしまった。
どうやら、ナタリーも同じように母親と喧嘩をしてしまったみたいだ。
カミルはふたりの頭に手を置き、「大丈夫だ」と笑ってみせる。
「んじゃ、昼飯を食べたら謝りに行こうな。きっと、ララとナタリーのことを心配してるぞ?」
「「……うん」」
ふたりが頷いたところで、厨房からアリアとリズが顔を出した。ちょうど料理をしていたので、どうしても手が離せなかったのだ。
リズはふたりを見つけると、嬉しそうに駆け寄っていく。
「ララちゃんにナタリーちゃん! いらっしゃいませ」
笑顔で挨拶をしたのは、アリアの弟子のリズ。
透き通るような金色の髪は指通りがよく、低い位置で小さなお団子にし、パールのアクセサリーでふたつに結んでいる。
水色の瞳がパッチリしている、とても可愛らしい七歳の女の子。
ララがぽろぽろと泣き出してしまい、それにつられてナタリーも声をあげて泣き始めてしまった。
どうやら、ナタリーも同じように母親と喧嘩をしてしまったみたいだ。
カミルはふたりの頭に手を置き、「大丈夫だ」と笑ってみせる。
「んじゃ、昼飯を食べたら謝りに行こうな。きっと、ララとナタリーのことを心配してるぞ?」
「「……うん」」
ふたりが頷いたところで、厨房からアリアとリズが顔を出した。ちょうど料理をしていたので、どうしても手が離せなかったのだ。
リズはふたりを見つけると、嬉しそうに駆け寄っていく。
「ララちゃんにナタリーちゃん! いらっしゃいませ」
笑顔で挨拶をしたのは、アリアの弟子のリズ。
透き通るような金色の髪は指通りがよく、低い位置で小さなお団子にし、パールのアクセサリーでふたつに結んでいる。
水色の瞳がパッチリしている、とても可愛らしい七歳の女の子。