しあわせ食堂の異世界ご飯5
ローレンツに確認してもらうことは簡単だが、気になってしまうのでリントも一緒に行くことにした。
厨房に着くと、アリアたちが大きな鉄板でなにかを焼いているところだった。話を聞きに行くと言っていたのに、いったいなにをやっているのか。
「なんだかとっても美味しそうです」
リズは料理が気になるようで、鉄板に釘付けだ。
「確かに気になるな。……アリア、なにかあったのか?」
「リントさん!」
名前を呼ぶとすぐにアリアが反応し、調理場をほかの従業員に任せてこちらへやってきた。
「今日のメニューはカレーじゃなかったか? こんな大掛かりな……」
給食の献立までしっかり把握していたリントは、不思議そうに料理風景を見る。
「すみません、すぐ合流できなくて。実は、今日使う予定の野菜がまだ届いてないんですよ」
先ほどあったことをざっと教えてもらい、今ある材料で今日のお昼を作っているところだとアリアが説明をしてくれた。
「一応、こっちの調理は落ち着いたので……従業員のひとりに確認に行ってもらってるところです。商店まで歩いて十五分くらいなので、もうすぐ帰ってくると思うんですけど……」
厨房に着くと、アリアたちが大きな鉄板でなにかを焼いているところだった。話を聞きに行くと言っていたのに、いったいなにをやっているのか。
「なんだかとっても美味しそうです」
リズは料理が気になるようで、鉄板に釘付けだ。
「確かに気になるな。……アリア、なにかあったのか?」
「リントさん!」
名前を呼ぶとすぐにアリアが反応し、調理場をほかの従業員に任せてこちらへやってきた。
「今日のメニューはカレーじゃなかったか? こんな大掛かりな……」
給食の献立までしっかり把握していたリントは、不思議そうに料理風景を見る。
「すみません、すぐ合流できなくて。実は、今日使う予定の野菜がまだ届いてないんですよ」
先ほどあったことをざっと教えてもらい、今ある材料で今日のお昼を作っているところだとアリアが説明をしてくれた。
「一応、こっちの調理は落ち着いたので……従業員のひとりに確認に行ってもらってるところです。商店まで歩いて十五分くらいなので、もうすぐ帰ってくると思うんですけど……」