クールな幼馴染みと同居
美羽が起きることねぇまま、俺は部活に行く。
「結城く〜ん!頑張って〜!!」
俺達の声よりもでけぇとか。
「おーお!まだ午前中なのに相変わらず応援すげぇな!俺も応援されてぇ!」
「梶センパイ。言えばいいじゃないすか」
正直、うるせえ応援とか邪魔でしかねぇ。
声のでかさで指示とか聞こえ辛えし迷惑。
「おい、結城。応援団ちょっと静かにさせてくんね?集中できねぇ」
それは俺も同じだし。
「まあまあ、キャプテン!結城に行かせたら余計に騒がしくなるっすけどいいんすか?」
こーいう時、梶センパイがすげぇ頼りになる。
「それに結城だって好きでキャーキャー言わてるわけじゃねぇだろ?」