俺様社長のプロポーズ?!
小さな動物公園。

小さい頃、よくここに両親に連れてきてもらった記憶はある。

…でも、大人になってから一度も来たことがない。

「…何でここなんですか?」
「もう一度、桃子とここに来たかった」

それだけ言った社長は、恋人繋ぎをするとゆっくりと中を歩いていく。

…社長の言葉が理解出来ない。

『もう一度』

彼は確かにそう言った。

初対面の私たちがここに来るなんてあり得ない。

複雑な気持ちのまま、歩いていたのだが、元々動物好きの私だ。

いつの間にか、触れ合える動物たちを満喫していた。

「潤、見てみて!ウサギスゴく可愛い」

抱っこしたウサギを見せながらそう言った。

…言った自分も。

…言われた潤も、目を見開いた。


『潤』

自然とそう呼んでいたからで
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