妖狐の瞳に恋をした
「あ、あの・・マスターって・・・鬼?」

「るーちゃん、いつから狐になったのかな?」

「えっと・・・昨日からです・・・」

そんな会話をしていると、翡翠がマスターに話かけた。

「もしかして、鬼族の常磐(トキワ)か?」

「あんたは、妖狐の若頭領かな?」

「あぁ、翡翠です。瑠璃がいつもお世話になっています。

 俺達、婚約していて、先日瑠璃が俺達の事を相談したみたいで、

 おかげで全て上手くいきました。ありがとうございます。」

「るーちゃんの相手が妖狐の若頭領とはな・・・。

 あれか、長の血族による妖化でるーちゃんはこうなったのかな?」

「まあ、そういうことです。」

「俺がいるところだが、バイトは続けていいのかな?若頭領」

「はい、あなたがいるなら、かえって安心です。よろしくお願いします」

二人の会話に微妙に理解できないでいるが、マスターは鬼で、私は

このままバイトは続けていいという事らしい。
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