妖狐の瞳に恋をした
パーティー
体の変化やマスター、岩井さんの正体、紫黒さんの登場などあった

ものの、それからは平穏な日々を過ごしていた。

私の体もその後、変化はなかった。

そんな中、翡翠から

「瑠璃、来週会社のパーティーがある。瑠璃にも婚約者として来て

 ほしいんだけど」

「私がそんな会社のパーティーなんて、出ていいの?」

「瑠璃は俺の婚約者なんだから、出てほしい。皆に紹介したいんだ」

「うん、分かった。でも、私なにも分からないから、一緒にいてね」

「もちろん、それに当日は瑠璃の護衛に(トキ)も呼んだから」

「え!鴇くん、久しぶりだね。嬉しい!」

「は~、俺より鴇かよ。」

「そんなことないよ。私の好きなのは翡翠、鴇くんは弟なの」

「まぁ、いいか。パーティー頼むな」

「はい!」

パーティーなんて今まで行ったこともないし、ドキドキするけど

婚約者なのだから今後も時々あるかもしれない。

頑張らないと・・・。
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