妖狐の瞳に恋をした
お父さんの挨拶が終わると、立食での歓談となった。

壇上から降りると、「瑠璃様、お久しぶりです。」

「鴇くん!久しぶり、珊瑚さんも元気にしてる?」

「母さんは元気ですよ。瑠璃様に会いたいといっております。」

「私もあいたいなぁ。翡翠、近いうちにあっちにも行こう。」

「あぁ、そうだな。行ってみるか」

「母さんも喜びます。」

久しぶりの再会に私の頬も上がりっぱなしだった。

そんな私を翡翠は嬉しそうに見てくれていた。


パーティーでは挨拶におわれた。

翡翠は私を婚約者として皆に紹介してくれて、慣れないながらも

婚約者として挨拶をした。
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