妖狐の瞳に恋をした
翡翠との抱擁を終え、テキパキと食事を用意する。

「また、ねこまんまでごめんね。

 では、いただきます!」

「キャン!」

一人ではない食事は思わず笑みがこぼれてしまう。

食事をしながら、今日あったことを翡翠に話していた。

私が話す度に、翡翠も私の目を見て聞いてくれている

そうすると不思議と狐というより、人と話している気がしていた

もし、翡翠が人だったらとっても優しい人な気がした・・


食事が終わり翡翠のケガをチェックすると、不思議と跡形もなく

消えていた・・・

「ケガ・・・治ったみたいだね。

 そうだ、シャワーでも浴びようか?準備するから待ってね」

自分の着替えを部屋から持ってくると、翡翠と一緒にお風呂場に

移動する。
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