妖狐の瞳に恋をした
「ん~、どうしたらいいかなぁ~。

 どうせ濡れちゃうし、翡翠は狐だしね、よし・・脱いじゃえ」

服を脱ぎ裸で翡翠とお風呂場に入ると、ジッと私を見つめる翡翠・・

「もう、あんまり見ちゃダメ!」

そう言って、シャワーを翡翠にかけてボディーソープで洗うと

気持ちよさそうに目を細め、泡だらけになっていた

綺麗に洗い流すとブルブルと身体を震わせ、水滴を辺りに飛ばして

きた。

「もう!やっぱり脱いでて正解だわ。ビショビショだもん。

 私が洗い終わるまで、ここで待っててね」

私も大急ぎでシャワーを浴び、お風呂場から出た。

翡翠の体をタオルで拭きドライヤーで乾かすと、サラサラの毛が

とっても気持ちいい感じ。

「じゃあ、お布団にいくよ!」

「キャン!」
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