これからもずっと君のとなりに。

むしろ、みんなが傷つくくらいなら、自分があいつの元に行く方がまだマシだ。


私は、溢れる心の想いを必死に押し殺して、笑顔を貼り付けた。


「そっか。驚いたけど、みんなと毎日顔を合わせられるのは嬉しいなぁ。」

「良かった！じゃあ、みんなで朝ごはん食べよ？今日は唯ちゃんと音羽ちゃんが作ってくれてるよ。」

「わ〜！毎日交代でみんなの料理食べられるね。」

「そうだよ〜、明日は私と真琴ちゃんで作るからね！」


何も知らない笑顔の綾乃ちゃんに、罪悪感をが残る。


ごめんなさい、綾乃ちゃん…

だけど、私の心うちは誰にも知られてはならない。





そして私が、あの日のあいつの言葉を聞いていて、しっかりと耳の奥に焼き付いているということも………