これからもずっと君のとなりに。

私がそう言った瞬間、ガシッと優斗くんに腕を掴まれ、強制的に優斗くんの腕の中に閉じ込められた。


「わ…ちょっ…優斗くん!?」


「…っ////!!あー、だからもう!お前は全然何も分かってねぇ!この鈍感天然無自覚め!いいか、俺以外の男と無闇やたらに喋るなよ?」


な……!

鈍感天然無自覚って、どれも当てはまらないし!

私、結構敏感だし、天然なわけないし、無自覚じゃないし、自覚してるし!


優斗くん以外の男とは喋るなって、言われなくても元々ほとんど話してない。


涼太くんでさえも最近はあまり話していない。


「私、優斗くん以外の男の子とほとんど話してないよ?学校で話すのってまな達と優斗くんと、後はたまに涼太くんとクラスの女の子くらいだよ。」


「…それ、ほんとか?」
< 142 / 359 >

この作品をシェア

pagetop