これからもずっと君のとなりに。

私の言葉に、優斗くんははあ、とため息をついた。


「……やっぱ天然記念物並みの鈍感には、何を言っても通じねぇか…。いいよ、お前はそのままでいれば。」


…なんか私、やっちゃった…?


呆れているような優斗くんの姿を見て、少し焦ってしまう。


「…優斗くん、私のこと、嫌いになった…?」


私は、自分で言っていて、泣きそうになった。


「……は?何をどうしたらそうなるんだよ……?」


優斗くんは拍子抜けしたような顔になっている。


「…だって、ため息ついて呆れた表情するから、私、なんかしちゃったのかなって…嫌われちゃったのかなって……」


すると、優斗くんは、ベッドに座っている私と視線を合わせるようにしゃがみ込んだ。
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