これからもずっと君のとなりに。

…っそんなこと。

私は言い返せなくて、黙る他なかった。


茉依の言う通り、本音を言えばもっと優斗くんと一緒にいたい。


だって、何故だか分からないけど、一緒にいるだけですごく安心するから。


でも、茉依達なら知ってるでしょ？

私にそんなこと望む資格がないことくらい。


お兄ちゃんと同じ高校に通ってること事態、すごくわがままなことなんだから。


でも、思ったことを口に出すことはしなかった。


だって、言わなくても、茉依達は私がこう思っていることを知っているから。


だからこそ、私がそんなに自分を責めないでほしいって思っていることも分かっている。


でもでも…“あの出来事”が起きたのは私のせいに違いないんだ…


ごめんね…

だから、茉依達が責任を感じる必要はないの。