これからもずっと君のとなりに。
…温かくて気持ちいい……
私の頭を撫でてくれているのは誰……?
「ん…」
ゆるゆると目を開くと、見慣れた自分の部屋の天井が写った。
「あ、梨那ちゃん、目が覚めた?」
と突然聞こえてきた声に部屋を見渡した。
「綾乃ちゃん…と唯ちゃん…?」
私が二人の名前を呼ぶと、綾乃ちゃんも唯ちゃんも安心したようににっこり微笑んだ。
「久しぶりだね、梨那ちゃん。ごめんね、勝手に部屋に入っちゃって。」
「…ううん。それより、二人に会えて嬉しい。」ニコッ
二人とは最近会えていなかったから、こうして顔が見れて、私としてはすごく嬉しい。
あれ……?
二人とも顔が赤いけど、この部屋ちょっと暖かくすぎたかな…
「この部屋暑かったら、窓開けてもいいよ?」
私がそう言えば、二人して慌てて首を横に振る。