これからもずっと君のとなりに。
私、マリカーほど出来ないゲームはなかったし。
…………………
あ…なんか眠い………
マリカーに勝ったことへの驚きと嬉しさに浸っていると、突然眠気が襲ってきた。
みんながいるからかな……
そう思いながらも、一旦襲ってきた眠気は、止まることを知らない。
「秀にぃ、抱っこ……」
とっさに思いついた名前を呼ぶ。
その直後、秀にぃ特有シトラスの香りに包まれ、優しく抱き上げられた。
そこから先の記憶は私にはない……