二度目は本物の恋をしよう【番外編追加】
「今度さ、四国行かない?」
「ふふ。いいですけど、急ですね。何で四国?」
「俺、出身は九州なんだけど今は両親が四国に住んでて。俺も全然帰ってないから、今度一緒に行かない?」
「…いいですけど。大丈夫かな。」
「全然大丈夫。むしろ大歓迎。あまり難しく考えないで、気軽に行こうよ」
「ありがとうございます。楽しみにしていますね」
と答えて電話を切った。
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東山さんとの付き合いは順調で、会社帰りに食事をしたり、週末にはデートを重ねていた。彼と付き合いを再開してから3か月近くたつ。あれからデートを重ねて彼との交際は順調だ。
以前付き合っていたころの東山さんとは全くの別人と言っていいくらい思ってることや、自分のしたいことを言葉にして話してくれる。
私が不安にならないように、必死なのかと考えてしまい、たまに申し訳なく思うくらいだ。
付き合いだしてすぐの頃の休日の何回か、東山さんの部屋に行き一緒に食事を作ったり、DVD見たりと過ごしていた。だけど、遅くならないようにいつも気を遣ってくれて早めに時間に送ってくれていた。