二度目は本物の恋をしよう【番外編追加】
「島田のことが好きになった、って愛海に聞いたとき、何で手放してしまったんだろうって、後悔した。俺、島田に彼女がいるって知ってたんだ。飲み会での時に彼女が来ていたときもあったし。
でも、俺も、愛海に手を出した時つきあってる人がいたのに・・・島田は自分と一緒のことをしているだけだから言えなかったんだ。だけど、島田はもう結婚も決まってるって言ってて、それを愛海が知ってるかどうかもわからなくて、全部話して俺のところに引き留めたかった。でも俺がそれを言うのは卑怯な気がして言えなかった。
もともと、島田の女関係には悪い噂もあったし、あいつの同期の女の子で泣いてたコとかもいたからさ。愛海のことが心配だった。
磯村に、愛海がすごく傷ついて沈んでた時期が長かったって聞いて、あの時、愛海に嫌われてもいいから自分の思ってること言うべきだった。
今更だけど、本当にごめん」