二度目は本物の恋をしよう【番外編追加】
東山さんとのこと、考えているが連絡はできないままでいる。東山さんと別れ、島田さんとのことがあり正直、次に出会う人を信じることができるのか不安だった。きっと、疑ってしまうだろう。また島田さんみたいに嘘だったら、と、思うとしばらく恋愛はいらないと思っていた。
東山さんのことは、ちゃんと好きだった。今だって、嫌いになったわけではない。東山さんと一緒にいたころの私は、子供過ぎて恋愛の仕方がわからなかった。自分の気持ちを伝えることができなかったし、東山さんのことも聞くことができなかった。
今度はちゃんとできるのか、わからなかった。
夕方、1時間ほど残業をしてビルを出ると、東山さんが、仕事仲間なのか数人と話している姿が見えた。
東山さんと目があうと、私に向かって手を挙げて近づいてくると
「お疲れ。もう帰るの?」
「はい。今から帰ります」
「じゃあ、送ってく」
と言って、私に背を向けて駅にむかって歩き出した。
東山さんのことは、ちゃんと好きだった。今だって、嫌いになったわけではない。東山さんと一緒にいたころの私は、子供過ぎて恋愛の仕方がわからなかった。自分の気持ちを伝えることができなかったし、東山さんのことも聞くことができなかった。
今度はちゃんとできるのか、わからなかった。
夕方、1時間ほど残業をしてビルを出ると、東山さんが、仕事仲間なのか数人と話している姿が見えた。
東山さんと目があうと、私に向かって手を挙げて近づいてくると
「お疲れ。もう帰るの?」
「はい。今から帰ります」
「じゃあ、送ってく」
と言って、私に背を向けて駅にむかって歩き出した。