二度目は本物の恋をしよう【番外編追加】

「私も、ちゃんと東山さんに聞けばよかった。寂しかったです。でも、私は東山さんのこと、好きだから付き合っていたのに、島田さんがずっとそばにいてくれて甘やかしてくれたらすぐに気持ちが揺らいでしましました。自分の気持ちがわからなくなってしまって。。東山さんのことが好きだけど寂しいからなのか、本当は島田さんのことのほうが好きなのか・・」

だから私は、再会した東山さんのところに戻ることはできない。あの時の気持ちも今の気持ちも、何が本当なのか、わからないのだ。

島田さんにされたことが、どれが本当でどれが嘘だったのかいまだに本当のことはわからない。その傷がいえないまま、東山さんと付き合ってもきっとうまくいかない。些細なことで東山さんを疑ってしまうだろう。
だから・・・
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