対象的な彼と私
自己紹介が終わったあと、相葉くんに聞いてみよう



「ね、ねえ」


「ん?」
相葉くん今日はご機嫌だぞっ笑


「あ、の、昨日…なんで」


「あー、蘭は信じてないかもしれないけど、
俺は蘭のこと本気で好きだよ。」


ドキッ

「な、なんで、私なんかのことを?」

「信じらんない?」


「うん…」


「それは何で?」

相葉くんは不敵な笑みを浮かべている。


「だ、って相葉くんの周りの女の子私より断然かわいいし、明るいじゃん。
しかも、私なんか」

「うるさい」

え?
なんで?
説明してたじゃん、。

「これ以上自分で自分のこと悪く言わないの。」

「だって、わたし」

「だってじゃない。
蘭は充分かわいい女の子だよ。
オレ的には前髪もーすこし切って欲しいけど」


そうだった。
私視界がほとんど前髪で隠れちゃってるんだ。。


「あ、ありがとう?」

一応お礼だけでも


「おう、まあ、明日から女子の交友関係全部切って蘭のことしか見ないから、

覚悟しててね」


…は…?


まあ、帰ろっ



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