対象的な彼と私
その日の夜

プルプルルルル

佐々木君から電話だっ


「は、はい」


「あー、もしもし?七瀬?」


「ど、どうされましたか?」


「今日、沢山泣いただろうから、ホットタオルで目あっためときな。」


「え……?」



「ほら、目腫れると行けないから」



佐々木くん、心配してくれてるのかな?

なんて優しいんだろう…。

「なせ?…七瀬?」

「は、はい!
ありがとう!」

「ん、じゃあおやすみ」

「お、おやすみなさい」

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