対象的な彼と私
次の日

学校に着いて教室に入ると、もう相葉くんは来ていた。
幸い、相葉の゛あ゛と七瀬の゛な゛は名前順だと遠いので席も遠いから気まずくならなくて良かった。


相葉くん、人気者だなあ。


「おっはよ〜」

奏ちゃんだっ

「らーんんんんん」

ギュッ

最近気づいたことなんだけど、奏ちゃん毎回私を抱きしめてくれるんだよね。
その温もりに最近は安心してる。


「あー!奏ちゃんはかわいいなあ。」

「ぼ、僕?どこが!笑」

「全部」

ふふっ、こんな風に自分をさらけ出せる相手奏ちゃんしかいないかも。



って、今日集会なんだっけ。


学級委員はクラスの先頭に立って人数を数えるとか…



今日の集会は、各委員代表の自己紹介だ。


1ー2の学級委員の自己紹介は相葉くんがやってくれることになった。



1ー1の各委員の自己紹介が終わり、
とうとう1ー2へ


「1ー2の学級委員、役員の相葉拓斗です。
1ー2の代表として相応しくなるために頑張っていきます。」

おお、すごい。。


「あ、ちなみにペアは、七瀬蘭さんです。
彼女がいるから俺は立候補しました。
どうぞよろしくお願いします。」

最後の分いる!?

なに彼女がいるからって

意味わかんない


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