botanical gardens
蓮 side

かえでさん…泣いて……

楓真に見せられない、
かえでさんの辛そうな顔、、


蓮『楓真、ちょっと
じぃじのとこに行っといで?
俺もすぐ行くから、』


楓真『うん!!』


かえでさんに、駆け寄る。


蓮『大丈夫…?』


『あ、ごめんね、大丈…』


俺は見てられなくて、
かえでさんを抱きしめた。


かえでさんはずっと
泣いてる。


『ごめんね、蓮くん、』


そう言って、俺の腕の中から
走り去ってしまった…


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