botanical gardens
司 side

まだ、親父のことが
好きだったんじゃないか…

不安になっていた俺は
かえでを求めた、


『つ、司、くん…待っ、て…』


司『待てない…』


俺はかえでの
首筋に顔を埋め、
服の中に手を滑りこませる…


『司、くん…っ』


俺の不安が伝わったのか、
俺の目を見て、


『司くん、私は司くんが、好き。
大好きだから、』


かえでは微笑んだ。
俺の焦りは、消えた。
優しくキスをして、
かえでを抱いた。


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