botanical gardens
それから、日が経ち、
野菜も育ってきてる。

楓真は毎日、観察して
水をあげて、
大きくなぁれ、って
声をかけていた。


『なんか、ピーマンの形が
唐辛子みたい…』


司『唐辛子だよ?』


『へっ?!唐辛子なの?!』


司『んなわけないじゃん、
ピーマン。』


『もー、すぐ、そうやって…』


司くんといる時間が
楽しい…


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