ブルーDAY'S〜泣き笑いの日々〜
まぁ私も友人も気にせず座って、飲む・打つ・買うのろくでなし男について延々語ってた訳です。
(私)「もうさ、あんたがいないと彼はダメなのって理由なら先、見えてんじゃん。」
(友)「でも、本当に私がいなくなったらあいつ、立ち直れないと思うんだよね。すごく弱い人だし。」
(私)「いや、充分強いでしょ。普通26にもなって無職でいられるって怖くてできないから。相当タフですよ、その人。」
(友)「確かに。…でも別れようなんて言ったら、殺されそう。」
(私)「あぁ…じゃぁ先手をうって包丁持ちながら言ってみれば?」
(友)「どうなのよ、それは。」
 確か、そんな会話だったと思う。お互いに両腕を組んでウーン、と唸っていた所でそのギャルの片割れが
「姉さん達、私の話も聞いてくださぃよう!」
と突然食らい付いてきたのだ。もうまつ毛がまつ毛?って感じの子が。
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