珈琲
香りたつブラックコーヒー。
彼はほぉっと息をついた。

疲れているのか
今日はやけにコーヒーの苦味と温かさが身にしみる。

いつも通りの日常。
辛いわけではない。

それでも、時々

無性に切ない気持ちに覆われる。

何が不満だいうのか

女々しい自分を追い出すように頭を振る

男は、またコーヒーを一口含んだ。

コーヒーはやっぱり、ほろ苦かった。
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

雨と新しい靴と
信乃/著

総文字数/508

その他1ページ

表紙を見る
人魚の秘密
信乃/著

総文字数/502

絵本・童話1ページ

表紙を見る
あさ
信乃/著

総文字数/601

その他1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop