あなたを愛してるよ【完】
やっぱり、信じきれない



けど、それでも毎日大河は来た。
いつも逃げるから話してはないけど



う「じゃぁ、証明してみてよ。本気だって事を」



大「分かった!絶対に証明するから!」



その日からぱったりと来なくなった

寂しい、悲しい、こういう時こそ



う「なんで、大河はいないの」



大「呼んだ?」



う「何でよ、グズッ」



大「ほらっ、俯いてないで顔見せて可愛い/////」



う「か、か可愛いって/////」



大「なんで、泣いてたの?全部聞くよ?」



う「やっと、親から離れられた。大河が、元カレとのことからも救い出してくれた。嬉しかった。なのにだんだん冷たくなってそれだけじゃなくて、夜も遅くなって、大河じゃない匂いがして。あれ?これって私はまた要らない子になっちゃったんじゃないのかな。って思うと怖くてもう嫌われたくなくて、けどもう耐えられなくなって。悲しかったの、寂しいかったの。好きって言ってほしかったし、愛してるって言って欲しかった。グズッ」



大「ごめんな。ホントにごめん」



う「なんで、謝るの。やっぱり」



大「うん。浮気してた」



大「最初は、そんなつもりじゃなかったし軽いつもりでいたんだ。ういが全然妬いてくれないし不安になってきてだからちよっと悪ふざけ程度の事でやってたらその人とのあかちゃんができてしまったんだ。う「ちよっと、ごめん待って…赤ちゃんってもしかして」うん。その人の子だよ、僕は酔っていたんだ。だから起きたら何がおきたのか理解できなくて会社に出勤した。その数ヶ月後に子供ができたって言われて責任をとった。」
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