イケメン不良くんは、お嬢様を溺愛中。
「萌ちゃん、おはよう~」
学くんの隣の席に座った萌ちゃんは、かわいいものが大好きな女の子で、お人形さんみたいな大きな目がチャームポイント。
トレードマークのツインテールに、フリルがあしらわれた真っ赤なリボンをつけている。
というのも、萌ちゃんは有名ロリータファッションブランド『ヴェラ』の社長令嬢。
アクセサリーや持っている小物がそのブランドのもので、どれもかわいいんだ。
「愛ぴょん、おはよう~!」
私をあだ名で呼んだ萌ちゃんが、首にひしっと抱き着いてくる。
私はその背中に両腕を回しながら、尋ねる。
「転入してくる男の子が危なそうって、どういう意味?」
「危険な香りがぷんぷんする、みたいな!」
萌ちゃんは目をキラキラ輝かせて答えてくれた。
つまり、不良みたいな人ってこと?
うーん、どんな人が来るんだろう。
期待半分、緊張半分で萌ちゃんと学くんと話しているうちに、40代くらいの男性が教室に入ってくる。
うちのクラスの担任の先生だ。
しかも、先生が連れてきたのは……。
学くんの隣の席に座った萌ちゃんは、かわいいものが大好きな女の子で、お人形さんみたいな大きな目がチャームポイント。
トレードマークのツインテールに、フリルがあしらわれた真っ赤なリボンをつけている。
というのも、萌ちゃんは有名ロリータファッションブランド『ヴェラ』の社長令嬢。
アクセサリーや持っている小物がそのブランドのもので、どれもかわいいんだ。
「愛ぴょん、おはよう~!」
私をあだ名で呼んだ萌ちゃんが、首にひしっと抱き着いてくる。
私はその背中に両腕を回しながら、尋ねる。
「転入してくる男の子が危なそうって、どういう意味?」
「危険な香りがぷんぷんする、みたいな!」
萌ちゃんは目をキラキラ輝かせて答えてくれた。
つまり、不良みたいな人ってこと?
うーん、どんな人が来るんだろう。
期待半分、緊張半分で萌ちゃんと学くんと話しているうちに、40代くらいの男性が教室に入ってくる。
うちのクラスの担任の先生だ。
しかも、先生が連れてきたのは……。