描き続けた夢は、きっと私の手の中に、
言葉が詰まることなく練習は進んでいく。この面接練習の中で1番良い評価をもらった。

そうだよね。私にだってやれば出来るんだ。そう言い聞かせ、私は就職試験に臨んだ。

就職試験当日。

緊張しながら、試験会場でイスに座って面接官が呼びに来るのを待つ。

「お待たせしました」

面接官はドアを開け、私に入るように促す。

あ、入退室は無いのね。

そう思いながら、面接が始まった。

「緊張してる?」

「はい。してます」

面接官の問いかけに、私は笑って答える。面接練習では、笑えなかったが、本番では笑うことが出来た。

面接時間は、確か20分くらいだったと思う。

学校でやったようなツッコんだ質問(?)は無く、私がすべて簡単に答えられるような質問だった。

こうして、私は、福祉に興味を持ち、無事に内定をもらうことができた。

私は、描いていた夢に1歩近づくことができたのだ。

これから私は、介護士を目指して歩んで行こうと思っている。

ううん。なるんだ。相手の心に寄り添い、支えになれるような、そんな介護士に。
< 6 / 6 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

書きたいことを気ままに書く

総文字数/6,172

その他11ページ

表紙を見る
この結婚生活に、ピリオドを。【ifストーリー】

総文字数/3,071

恋愛(その他)7ページ

表紙を見る
表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop