私の彼は世界一の有名人。〜世界トプ選手との恋愛事情〜
『まだ始まってなかったのか』



『もう始めるぞい』



『わかった着替えてコートに行っとく』



『おう』



レオは先にエレベーターで降りていく。



『久しぶり。監督、ルート』



『久しぶりー、千夏。』



明るく返事をするルート。



前回は監督陣で最少年だったから
よく私と2人で過ごしていた。



まぁ、最少年っていっても20歳超えてたけど



『おうおう、
しばらく見てないうちに大きくなったのー』



『監督は太った?』



『ぐふ、』



『手足は細くなったけど前よりお腹が出てる
ビール飲み過ぎの寝すぎでしょ』



『あ、相変わらずの観察力』



『誰でもわかるわよ』



『ま、まぁよい。
さ、コートに行くぞい。』



『あれ?監督陣の顔合わせは?』



『今日の夕方じゃ』



『じゃあ、今日の集合は?』



『選手達の下見と軽い流しじゃな』



『わかった。』



チン。



エレベーターが5階に着く。



乗り込む。



そう言えばこのエレベーター
結構な広さあるよね。



すんごい今更だけど



まぁ、ごついラガーマンが乗るから当たり前か



チン。



4階?



扉が開くと女性がいる。



うわー、女性の監督は初めて見た。
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