私の彼は世界一の有名人。〜世界トプ選手との恋愛事情〜
『これより!
千夏チームVSテイラーチームの試合を
開始する!!』



目の前には腕を組んで
素晴らしい体型を隠しもせず誇張する
テイラーさんが佇んでいる。



そしてその後ろには敵チームのメンバー



そこにはレオもしっかりと入っている。



うん、



どうしてこうなった!?!?!?








時間は数時間前に戻る。



朝の練習を終え、昼に入る前に監督陣は
集合する。



『昼からは練習試合をしたいと思っとる』



へー、練習試合か、
レオの行動が分かりやすくていいかも。



『しかし、練習試合と言っても本格的に行く
監督1人にサポートが着いてもらう形になる
だから、誰が監督を....』



総監督が言い終わる前に手が上がる。



『おぉ!テイラー君!やってくれるか!』



『えぇ、もちろんです』



『じゃあ、敵チームの監督は...』



『千夏、やりなさい』



『え?』
『は?』
『うぇ?』



上から、私、ルート、総監督の順で声を上げる。



まじ?



『いや、それはちょっと』



『逃げるの?』



え?



まぁ、出来ればそうしたいよね



『まぁ、はい』



『どうして?』



『え、いや、だって、
そんな指揮と取れないですし』



『総監督』



『はぁ、なんじゃ』



『こんな人が合宿の監督でいいんですか!?』
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