私の彼は世界一の有名人。〜世界トプ選手との恋愛事情〜

『はぁぁあ〜〜〜気持ちいぃぃぃい〜〜』



肩までお湯に使って延び延びとする。



気持ちよすぎてとけそ〜〜。



『顔までゆるんでんぞ』



『まじ！？』



サンスの言葉に
急いで両手で両頬を覆う。



真面目な顔真面目な顔。



おし！



『まだ緩んでる』



『もー無理だァァ〜』



サンスの苦笑する音を聞きながら
温泉に浮かぶ。



これこそ極楽。



『千夏。』



『ん？エル。』



エルが立ち上がって見下ろしてくる。



『レオ知らないか？』



『レオ？さぁ？
さっきまでいたみたいだけど....』



辺りを見渡すがレオの影はない。



あれー？



『まじか、監督に呼ばれてんだけど
俺も呼ばれててさ』



『あ、なら探してくるよ』



『わりぃ、たのむ』



『うん』



エルが近くにいたサンスにも声をかける。



ん、4人組の集合かな？



陸に上げていたレオの上着を羽織って
各場所に湧き出ている温泉を巡る。



んー、いないな〜。



あ、



うわぁぁぁあ！！！！



温泉卵！！！



地面を削って作られている
温泉を引く為の水路に卵が流れてきている。



だ、誰のかな？