私の彼は世界一の有名人。〜世界トプ選手との恋愛事情〜
珍しい。
大抵一番最初に来るのは私なのに。
誰なんだろーと思いながら
他校に比べて結構広いであろう進路室に向かう。
進路室の中には自習室が備え付けられており
学習室と呼ばれるそこは机一つ一つに
横との区切りが着いており便利だ。
隣が友達なら取り外しも可能だし
ダンボールとかではなく、
しっかり板で区切られている。
佐島先生が作ったんだって。
何もんだろ、あの人。
進路室の扉を開ける。
あ、寒くない。
完全に暖房が聞いてるわけでもないから
その人も来たばっかりなのか。
首元のマフラーを取りながら
学習室の扉を開ける。
あれ?
机に向かっている背中は見覚えのある背中。
「結翔?」
そう呼ぶと、
先程まで背中を見せていた人物が顔を上げる。
「おはよう千夏」
「おはよう。
どうしたの?今日早いじゃん」
「まーね。
この間の模試の手応えが無さすぎてさ」
「あー、なるほどね。
難しかったねー」
「受験前だから難易度上がるの分かってても
結構辛いや」
「そりゃそうだ。
ところで部活は?いいの?」
「部活?
あぁ、もう冬の大会も終わったし
これからは受験に集中だな」
「冬の大会終わったんだ?」
「おいおい、全国3位で全校生徒の前で
校長から表彰受けたんですけど」
「ふは!そーだった!そーだった!
ごめん!単語暗記してた!」
大抵一番最初に来るのは私なのに。
誰なんだろーと思いながら
他校に比べて結構広いであろう進路室に向かう。
進路室の中には自習室が備え付けられており
学習室と呼ばれるそこは机一つ一つに
横との区切りが着いており便利だ。
隣が友達なら取り外しも可能だし
ダンボールとかではなく、
しっかり板で区切られている。
佐島先生が作ったんだって。
何もんだろ、あの人。
進路室の扉を開ける。
あ、寒くない。
完全に暖房が聞いてるわけでもないから
その人も来たばっかりなのか。
首元のマフラーを取りながら
学習室の扉を開ける。
あれ?
机に向かっている背中は見覚えのある背中。
「結翔?」
そう呼ぶと、
先程まで背中を見せていた人物が顔を上げる。
「おはよう千夏」
「おはよう。
どうしたの?今日早いじゃん」
「まーね。
この間の模試の手応えが無さすぎてさ」
「あー、なるほどね。
難しかったねー」
「受験前だから難易度上がるの分かってても
結構辛いや」
「そりゃそうだ。
ところで部活は?いいの?」
「部活?
あぁ、もう冬の大会も終わったし
これからは受験に集中だな」
「冬の大会終わったんだ?」
「おいおい、全国3位で全校生徒の前で
校長から表彰受けたんですけど」
「ふは!そーだった!そーだった!
ごめん!単語暗記してた!」