私の彼は世界一の有名人。〜世界トプ選手との恋愛事情〜
「やっぱり、結翔君の横?」



「は?なんで?」



「えー、だって最近ちょー仲良いじゃん!
千夏なら仕方ない、って
みんな結翔君から手を引いてるんだよ!」



まてまてまて。



つまり?



「みんな、付き合ってる、って思ってるの?」



「そーみたい」



ふふふ、と笑う。



「違うよ!!全然そんな事ない!!」



ありえない!!



結翔は1年生から
ずっとトップを争ったライバルで、



ずっと同じ電車に乗ってる同級生で



今も、お互いに教え合える
同じ目線で話せる同級生なんだから。



好きなんて、ありえない。



「えー、私付き合うにかけてるのにー」



「かけるな!!
てか、結翔も好きな人の1人や2人いるだろうし
そんな噂なんか流しちゃダメだよ」



「千夏?好きな人は1人以上いちゃダメだよ?」



「分かってる!
でも!迷惑してるかもしれないじゃん?」



「確かに、結翔君に好きな人がいるって噂は
聞いたことある」



「ほらー!だめじゃん!」



「んー、別にいいと思うよ?
向こうも願ったりだろうし」



「???
好きな人が嫉妬しくれるかも?って?」



「.....ふふ、
千夏は鈍感なままが可愛いよ」



どゆこと。
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