私の彼は世界一の有名人。〜世界トプ選手との恋愛事情〜
「やったぁぁぁあ!!!!Aよ!!!」



「うぅぅぅぅう〜、Bだ。
落ちるよォぉおー!!どーしよぉぉおー!!」



「私もBだ。
大丈夫かな?
てか、だまってるけど千夏は?」



真弓が私の手の中を覗き込んでくる。



私の手の中にある紙には



「......A」



真弓のつぶやきで
2人が行き良いよくこちらを見る。



「Aだ!!!」



「うそぉぉ!?!?」



「やったね千夏!!!


......千夏?」



真弓がハイタッチする為に
手を挙げているがそれに応えれない



「良かった」



そう言うと真弓達が笑いながら
抱きついてくる。



「よかったねぇぇぇえー!!」



「頑張ったもんねぇぇぇえ!!!」



「よくやったよぉぉぉおー!!」



「ありがとう!」



私以上に喜んでくれる3人に
改めてお礼を言う。



A判定、出ちゃった。



嬉しい、嬉しいけど、
どことなく寂しくなる。



B判定が出たら、
大人しく国内の大学に変えるつもりだった。



嬉しいような、寂しいような。



もう、戻れないとこまで
来たんだなって



少しだけ、悲しくなる。
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