私の彼は世界一の有名人。〜世界トプ選手との恋愛事情〜
「あ、」



「お、」



ばったり出くわす。



「塾の帰り?」



「おう」



「お疲れ様」



「ほんとだよ。
もー、勉強したくねぇってぐらいしてるわ」



自然と結翔と横に並んで歩く。



「結果どーだったの?」



「どーだと思う?」



「.....D」 



「D!?!?!?

うんな訳あるか!!!
Aだよ!!A!!!!」



「あれ?私の中では
結翔は落ちる予定なのに」



「縁起でもないこと言うなよ」



苦笑してくる結翔に
笑顔で返す。



「ほらほら、私に聞きなさい」



どやどやという顔で聞いてる自覚あるわ



「聞いた。」



「うぇ!?」



「放課後ギャーギャー4人で騒いでたろ。
みんな知ってるぜ」



「あー、それはごめん。」



「まぁ、俺達も騒いでたしな」



「でしょうね!」



「お前の結果明日には
全校生徒に回ってんじゃねーか?」



「はぁ!?なんで!?!?」



「お前、自分が目立ってる自覚もてよ。


あと、この学校初の難易度の大学だぜ、
先生達にも注目されとるわ」



「そ、そうだったのか」



「知らなかったのか」



「いや、てっきり真弓達に群がってるのかと」



「それもあるだろうが
お前もあるだろうな」



「なんと!?」



「新事実知れてよかったじゃねーか」



「うん!


いやー、持つべきものは
情報網の広い学校アイドルの友達だなー」
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