私の彼は世界一の有名人。〜世界トプ選手との恋愛事情〜
カバンをかけ直して改札を通り過ぎる。



この電車で乗ってくる仲のいい友達は
全くいないから寂しい。



ま、すぐそこだけど。



片道3分



有名進学校なだけあって立地も完璧だ。



あ、赤。



何時も青なのにめずらしく赤になった
歩道の信号。



歩道橋は面倒臭いな



待とう。



右横に影がかかる。



誰?



って、宮垣くん。



顔を確認するとまた目が合う。



あ、次こそはやばい?



「おはよう、橘さん」



おう。



いい笑顔で挨拶してくれました。



やはりイケメンはこうでなくては、



見習えレオ。



「おはよう宮垣くん。」



こちらも負けじと微笑んで返すが



うん、



宮垣くんのキラッキラには勝てません。



「橘さん、単語の勉強した?」



おぉう、



こういう時イケメンはするりと話題が。



いいなー



こんな純粋イケメンだったらいいのに。



レオも!!
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