私の彼は世界一の有名人。〜世界トプ選手との恋愛事情〜
「よし、ありがとう!」



「え、もういいの?」



「え?うん」



え!なんか見落としてる?



「凄いよね橘さんは、」



「なにが?」



「僕なんて昨日の夜、軽く勉強しとかないと
全く頭に入ってなかったのに」



軽くでいいのはすごいと思うけど?



「はは、元々も 海外で暮らしてたから
日常単語はほとんど分かるよ」



「え!そうなの?」



「うん、ニュージーランドだから
少し訛りが入ってるけど」



「あぁ、だからたまに
発音が違うところあるんだ」



「へー!凄いね!そんな所に気づくなんて」



「そう?へへ、ありがとう」



照れながら笑う君、



可愛いよ!!!



教室に入ると自然と分かれる。



「おはよー」



「おはよー千夏!」



「なになに?朝から我らがアイドルと
ご登校とは!!!


喧嘩売っとるのかー!!!」



「おうおう、
そんなことしてるより勉強しなっせ」



「ぐ!王者の余裕か!!」



「おーほっほっほ!
学年一位を崇めなさい!」



「ムカつく!!!」
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