私の彼は世界一の有名人。〜世界トプ選手との恋愛事情〜
『ふーん』



『そんな目で見たことは無い。』



「無自覚?」



『なんだ。


日本語はわからん』



『いやー、千夏ちゃんには彼氏が
いそうだなって』



『?いないと言っていたぞ?』



『思春期の高校生なんて居てもいないって
言うんだよ』



『そういうものか?』



『そういうもの。
お前は、そんなこと無かったのか?』



ハイスクール時代。



彼女。



いたな。んー、何人だろうか?



『....いたが、オープンだった。』



『はー、これだからモテ男は』



『む、お前もいただろう。』



『俺は、奥さん一途です〜』



『結婚してるのか!?!?!?』



『してるよ!!失礼だなー!』



『そう、なのか』



『まぁ、もうすぐ俺も30近いし、
お身を固めよーっ思って去年な』



『そうか、おめでとう』



『ありがとう。
ところで家は?』



『一緒に住んでる』



『あ、なら近所で降ろすよ。
その家高橋 陽子の家だろ。
許可なしには知りたくないからな。』



『そうか、分かった。』



『おう。』
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