私の彼は世界一の有名人。〜世界トプ選手との恋愛事情〜
ラグビーボールが宙を舞う。



こんなに日が照ってるのに、



黒色って暑くないのかな?



いや、汗だくだし暑いのか



『おや、嬢ちゃんまた来たのかい?』



『こんにちはジニーさん。』



『こんにちは嬢ちゃん。
学校はええのかい?』



『うん、行っても面白くないし、
勉強は全部わかってるもん』



『カッカッカッ!
嬢ちゃんは優秀だね!!


どれ、今日も清掃員の爺ちゃんに
ラグビーの実況をしておくれ。』



『うん、いいよ。』



今、1番ラグビーが勢いに乗り始めた国



ニュージーランド



そんなに国の、特にラグビーが
活発な町に私は3年前にやって来た。



『まず、あの端にいる3番
次、目の前のビブスの6番に抜かれる』



3番はスルりと簡単に6番抜かれていく。



『9番が横から突っ込んで
周りの4人で止める。


でも、6番は11番に渡す。』



予想した通りに行動していくラグビー選手



右が空いてる。
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