私の彼は世界一の有名人。〜世界トプ選手との恋愛事情〜
「ある!」



霧島選手の断言にトレーナーが押される。



「去年から日番谷(ひつがや)にいる
俺と同じポジションのやつが話題に上がってる


俺たちだって要注意人物に数えてんだ!
俺はここのポジションでは日本代表の中で
最年少で経験も多くない。


それに比べて日番谷にいる方は
日本代表経験はなくと
海外でプレーしていた経験がある。


いま!ここのポジションで日本代表合宿に
行けないかもしれないのは俺なんだよ!」



霧島選手の言葉にトレーナーや選手達が止まる。



全くもって



『自己中すぎだ。』



さすがレオ。同じこと思う。



「なんだと?」



『今からその足でこのままプレーした所で
いいプレーは一切出ないしお前のせいで
チームが負けるかもしれん。


お前のパスミス1つで結果が変わり
今までの白星に黒星が混ざるかもしれん。
そんなのは自己中過ぎると言ったんだ』



『うるせぇ!
20歳から代表入りしててそっから
8人制ラグビーでも代表に選ばれ


今まで4年間代表入れねぇかもって
不安を持ったことのない奴に言われたくねぇ!』



『心外です。
その言葉、取り消してください。』
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