私の彼は世界一の有名人。〜世界トプ選手との恋愛事情〜
さっむいのと、日差しが痛い。



サングラス越しにみる外は
さっむい癖にめちゃくちゃ日差しは強い。



キャリーケースを引きながら
タクシー乗り場に行く。



軽く混んでるな。



『す、すいません!』



ん?



前にいた小柄な女性がこちらを見上げる。



『はい?』



『れ、レオルド・スミスさんですよね!』



さっそくか、



苦笑して周りを見る。



ほとんどの人が止まって
スマホを手に持ち始める。



『はい。
あなたが思っているのがラグビー選手なら、
私がレオルド・スミスです。』



サングラスを外しながら手を差し出す。



女性は目をきらきらとさせる。



『ファ、ファンです!』



『ありがとう。』



手を握って握手する。



周りの人が悲鳴をあげる。



まぁ、慣れてる。



『ごめんね。
今はプライベートなので
合宿所に来てくれた人には丁寧に対応するよ。』



そう言って周りの人に微笑む。



旧友が教えてくれた通り
こうしたら後々楽と言うことがわかった。
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