私の彼は世界一の有名人。〜世界トプ選手との恋愛事情〜
『どちら様知らないけど、
席はまだ空いてますよ。』



『ごめんなさい、訂正するわ。
あなたと食事を取りたいの、
ご一緒しても?』



ここら辺では珍しい人種だ。



普通なら勝手に座るだろうに。



まぁ、



『もう食べ終わるんでどうぞ』



『どうも。』



パンを口に放り投げる。



ん、あとスープと少しきついのだけ。



相手の方を見らず食事を続ける。



『おはようございます!助監督!』



『おはよう。』



1人の俺より1個ほどだろうか、
下の選手が挨拶をしている。



助監督だったのか。



なるほど、態度がデカいわけだ。



『お、おはようございます!スミスさん!』



『ん』



悪いが俺はお前を知らん。



『さっきの子は私が小さい頃から育てたの』



女が話し出す。



『ここにいる数人は私が監督をしている
チームから来ているのよ』



ドヤ顔でいう。



『それで?』



『私のチームにあなたを引き抜きたいの。


どんどん新しい芽が私のところで咲いてるの
あなたもそんなに彼らと年齢は変わらないわ
きっといい成長をする!


これからの人生、
私に預けてみない!?』
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