私の彼は世界一の有名人。〜世界トプ選手との恋愛事情〜
『いや、ダメだろ』



『おま、まじか。
レオ、賭けをしようぜ。』



『は?なんの。』



『監督が千夏を呼べというか言わないか』



『言わないだろ』



『よし!俺は言うに晩飯だ!』



『言わないに晩飯だ。』



『言ったからな!』



『わかったわかった。
早く飯を食いにいけ。』



『おぉ、そうだった。
じゃな。』



『あぁ』



サンスと分かれてコートに入る。



既に数人がボールをけっている。



軽くでいいか。



軽く走ってボールで遊ぶ。



ん、調子は悪くないな。



.....訂正する。
ものすごく悪い。



『考えてくれた?』



『悪いが興味無い。』



そうバッサリ言い切ると
助監督は驚いたように目を見開く。



『どうして!?
ニュージーランドでプレーしたくないの!?』



『興味無い』



だいたい、お前に誘われなくても
ほかのチームがとってくれる。



はずだ。



『どうして!何がダメなの!?』



『はぁ、興味無いと言っただろ。』



『日本なんかでプレーして
なんの意味があるの!


確かに近年伸びては来ているけど
それでもたかがそれだけ!
ニュージーランドの敵ではないわ!』



訳が分からないと声を上げる助監督。

< 88 / 191 >

この作品をシェア

pagetop