私の彼は世界一の有名人。〜世界トプ選手との恋愛事情〜
ぽん、とじいさんに肩に手を置かれる。



おい、エル



わざわざじいさん持ち上げんな。



ぶはっ!



吹き出すな2人組。



汚い。



『わしは監督じゃ、
お主がおらんでもどうにかしよう』



は?



せっかく早く来てたのに?



『じゃから、


さっさと日本に行って、
千夏連れてこぉぉぉぉおおい!!!!』



キーン



耳元でその声はいかんぞじいさん。



『はぁ、電話してみよう。』



『『それがいい。』』



時間はまだ3時。



日本は11時。



『.....まだ学校だ。』



『本日は日曜じゃよ。』



『......チッ』



ぼけとけよジジイ。



5人で携帯を囲む。



《プルルルル、プルルルル
ガチャ》



『『『『お!』』』』



《もしもし?》



『『『『出たァァァ!!!!』』』』



《えぇ!?誰の声!?》



『すまん、バカーズと監督だ。』



《あぁ、合宿だもんね。
久しぶり4人とも》



『『『『久しぶり』』』』



揃ってるな。



『千夏。』



『ん?どーした?』



『監督から話があるらしい』



『重大発表!』



やめろサンス



『この瞬間を聞き逃すな!』



おいカイン



『愛してるぞ千夏!!!』



お前殴るぞエル



《ゴクリ。》



のるな千夏



『んー、ごほん。
それでは、発表する。』



おいじいさん。
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