月夜に笑った悪魔
突然の知らせ



到着した病院は、一条組がいつもお世話になっているという大きな病院。


いつの日か、ナイフを手でつかんでケガをした時に診てもらったあの病院だった。



病院に到着すると、暁はすぐに手術室へと運ばれ。

祈るように待って、それからだいたい3時間ほどで手術は終了。






さらに数時間後には暁が目を覚まして、ほっと安心したのだが……彼は、また眠ってしまって。


すぐに目を覚ますかと思えば──彼は1週間、目を覚まさないまま時が過ぎてしまった。

< 385 / 615 >

この作品をシェア

pagetop